助けてホシイ

2003年2月15日
わたし何してるんだろ
わたし何してるんだろ
体中痛めつけてんのは
彼女と同じじゃん
ボロボロなんじゃん
苦しいよぉ
苦しいよぉ
誰か助けて助けて助けて助けて
もう朝日が見えないの
雨の音だけがするのよ


一人にしないで
わたしを一人にしないで
眠らせて起こさないで
もう辛くて仕方ないの
目が乾く
手足が冷たい
吐き気がする
少しでもいいからわたしの気持ちを汲んで
掻き回されて 血の味がするの



わたしの気持ちを拭ってくれるもの
薬 タバコ 安全ピン 酒
血? 嘔吐? 体? お金?
探さなきゃ
「所詮気休めだけど欲しいホシイ…」
でも明日もまた笑うんだわ
もう疑うしかできないほど壊れてるのに
誰か見抜ける?
わたしを止められる?

一番欲しいものは体温
温かい人肌 言葉 気持ちなの
…わたしを助けてくれる?




『伝染病』

2003年1月6日
ねぇ 忘れないで忘れないで
一緒に堕ちた闇のこと
一瞬だけ見たまばゆい光を
ずっと書きためてきた私の詩を
あなたが私に深く刻んだ傷を
忘れないで お願い
忘れたりしたら許さない
あなたのこと呪い殺すかもしれないから
忘れないのよ 絶対に
いい?
前に進まなきゃいけないのに
この体が腐れ落ちてしまう
だってもう限界
だってもう侵食してる
あなたの病が伝染る前に
私の腕を切り落として
ごめんなさい
見捨てるしかないの
でも忘れたりなどしないから
傷はずっとこの体に在るから
ねえ 切り落として
ねえ 忘れないから

…ああ もう遅いのね
もう侵されてしまったの

________________


闇!

2003年1月1日
ー闇は怖いのね


これだけ恐怖を感じたのは
今日がはじめてなの

君が脅えていた理由を知った
今までと同じ夜なのに
誰かがいなきゃ耐えられない


でも誰がいるかしら?
拒絶ばかりしていた私に、誰が?

幻覚を見てしまいそう
暗黒の、深い深い闇に


__________________
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
新年の挨拶ができて良かったです!
何でもサボり気味な私なんで…(苦笑)。


改めて自己紹介でもしときますか☆


香車です。本名は香織。
えーと、17歳の女子高生です。
双子の妹がいます。
双子の妹はリストカッター&自律神経失調症&
(元?)うつ病です。
そうそう、妹は先週学校を辞めました。
あ、あと母親の実家の方に移ったので
今は一緒には住んでいないです。
妹のことは関係ない!といえればいいんだけど…
実際は妹に過剰気味に執着し、
大切に思ってるのか憎んでるのか分かりません。
そんなんなので、精神不安定になれば
ゲームに逃避したり過食気味になったり
夜の名古屋をフラついたりしてます。

赤川次郎&Cocco&AJICOが好きです。
苦手なのは数学と教師とマラソン!
どうぞヨロシクお願いしますね☆
何かよく分からんヤツですが…。
ああ 人はなぜ繰り返す
ああ 人はなぜ虐げるの
そして殺すの



ねぇ 見てよ 月が綺麗よ
ねぇ 見てよ 海が美しく揺れるの
無理なら触れてよ
もう抱き合うしか気持ちに触れないなら



呪文を唱えるの
すべてが全てから解放される呪文を
黒い船があの空を染めて
遠くで子どもが泣いてるわ
さあ早く
悪夢を終わらせる呪文を!



ねぇ 感じてよ 潮風が触れるの
ねぇ 聴いてよ 海が壊れてゆく音を
無理なら触れてよ
もう抱き合ったって遅いかもしれない


ああ 人はなぜ追い詰めて
ああ 人はなぜ首をしめる
ああ 人はなぜ忘れるの

そして殺すの


切り刻んだ傷口の痛みも知らずに
それを越えてる悲痛の叫びも
思い知らずに泣くなんて おかしいわ


きっとどこか見落としてたの

あなたが握った柄の感触
そして 切り裂く準備をする時の
入り混じった 強い感情 こんな…


歪んでしまうのも仕方ないわ


でも いい?覚えといて
あなたのこと世界一憎んでいるわ
重くて深くて おかしくなりそうなくらい
愛しているからよ?


でね、いい?忘れないで
『憎しみ』のお隣りは『愛情サン』なの
だから貴方がいなきゃ空っぽなのよ
愛しているからよ



偏っていても
愛しているのよ



全てを消して?

2002年11月27日
右手に火を 左手に爪を
月にかざして願ってみようか
もし この血を体じゅうから抜き 入れ替えて
眼が覚めたとき 君への思いも醒めるなら


わたしはその道を選んだ


右手に傘を 左手に靴を
ここから飛び出し 旅に出ようか
そして この世界じゅうを瞬きせず 見つめて
答えを出すことで 全てを許せるのなら

わたしは独りで飛び立つの

君を捨てて―
わたしにそんなことできるかしら?
だって 二人で一つなんだもの
離れたって忘れられっこない



右手に火を 左手にタバコを
この青い空さえも 黒くしてみようか
また いつ消えるか分からないライターで
憎しみの感情を 隠そうとしているの

こんなライターで




忘れ唄

2002年10月9日
「まっすぐに 信じられるコト」
「ただ純粋に 誰かを愛するコト」
「いつでも前向きに生きられるコト」
「逃げ出さないコト」


ほら 素晴らしい教訓
とてもキレイな言葉たち
だけど 全部 
もう聞き飽きた



月夜 報告しましょう
結局また壊れマシタ
あとどれくらい耐えるんでしょう?
今はもう涙も出ない


「これが私の 闘ってる姿よ」
歌人は笑顔らしく笑って言った
私は冷たい床に 泣き伏せて
君の名を唱えつづけた


月夜 泣くかわりに
馬鹿みたいに笑いマシタ
大切な人にもらった大切な唄も
今は歌えない




紛らわせるだけ紛らわしても
何かが削れる音がするの
だけど優しくしないで
もう歩けなくなるから


歩けなくなるから



私の産まれた日。

2002年9月8日
一年前
それなりに恵まれていた私たちの生活が
全て 壊れてしまった時からずっと


いくら戦っても
何をしたって どこにいたって
隙間が埋まらなかった
傷が痛かった


この場所から動きたくて
焦ったり もがいたり
そして疲れて
苦シカッタ



きっとこの戦いは
まだ終わらない




けれど今日
去年より少し幸せと思う
来年に少しだけ希望が見えた



星空よ 
願わくば 
どうかこれ以上
今が壊れませんように


――――――――――――――――
今日はわたしの17歳の誕生日でした。
朝からたくさんの人からメールがきて
母や父から誕生日プレゼントをもらいました。
ぶっちゃけ二学期になってから、すっごく疲れていて、学校で友達に合わせたり気使ったりとか、
もう全部できなくなってた。
一応友達に話しかけられれば話したけど
みんなに変って言われてた。
けど、今日少し元気がでたな。
去年よりずっと状況よくなったもんね。
願わくば、
どうかこれ以上、今が壊れませんように。



一瞬だけ。

2002年9月1日
全て 終わらせるくらいなら
鎖も全て解いて 飛び立てばいいと
幼いわたしは思ってた


強い誓いはいらない
幸せにしてくれなくていい
指輪も花束も救いの手もいわないわ
いつか壊れてしまいそうだから
一瞬だけ 強く抱いて



「何を支えに生きろというの?」
熱も感じない手を握りながら
ただ 祈りを唱え続けてきたけど
ここは息苦しいよ



鍵もいらない
救いの手も、優しい言葉もいらないわ
いつか消えてしまうなら
一瞬だけ 強く抱きしめて


一瞬だけ。





あの子が泣いてる。

2002年8月31日
灰色に映る世界で
遠い天井を眺めながら
燃えるように熱を感じた
けれど 私の手足は
いつも床のように冷たくて


暗闇は君を隠して
残酷にかきたてた
声だけは 全部 聞こえてたのに


誰か 早くあの子に気付いて
駆け寄って 死ぬ気で抱きしめて
言ってあげて「ここにいる」と
そして決して離さないで
私の代わりに



「何を支えに生きろと言うの」

誰か 早くあの子に気付いて
駆け寄って 死ぬ気で抱きしめて
言ってあげて「がんばったね」って


誰か 早くあの子に気付いて
駆け寄って 必死に揺さぶって
叫び泣いて  「しっかりして」と
そして決して目をそらさないで
私は守りきれなかった



誰か 私の代わりに



以前


わたしのことを
分かろうとした人が
いた



彼は
雨の降る道ばたで
優しく温かい唄を 奏でていた


こんなヒネくれたわたしが
純粋に惹かれたのは きっと
その優しさが 固すぎる偽善でなかったから
その温かさが 今までで一番心地よかったから



でもそれは 一年前のこと



わたしは幸せだったけど
追いついてくる怖さから逃げて
自ら孤独な野良猫に戻った


ドラマや映画じゃないから
あの時の約束も 彼は忘れているでしょう
約束のままで

「ねぇ あなたがふるさとに帰って
    離れてしまったら
  わたしのこと 唄につづって」




割れた花瓶

2002年7月17日
裏切られるくらいなら
いっそ 信じなければいいわ

寂しい人間と 笑えばいい


 
 
「分かり合えない」って
割り切ることに慣れたかった
きっともっと楽に生きられそうで
 ─寂しいコトだけど



みんな変わってしまうものなら
わたしは一緒にいられない
壊れた時間は 元に戻らなかった



「夢」とか「正義」とか
わたしの前に投げつけないで
正しすぎて 息が出来なくなる



君もいつか変わってしまうなら
もうきっと会えないね
割れた破片を 集めても
傷は消えないよ


でも


私はきっとこのままだから
届かない唄も 謡い続けるよ
消えない傷
抱えたまま





救いあげること

2002年7月10日
ねえ どこを見ているの?
何も聞こえないの?
気付かないフリをしてるの?


誰かが泣いてるよ
もう歩ケナイって



「透明な自分」って
みんなが言ってた
そして証を残すことで
なんとかココにいようとした



でもわたしは何も持ってなくて
闇に堕ちてゆく君を見て
泣くしかできなかった



救いあげること
人を全て受け止められる力が
ずっと欲しかった
でもあの日
「そんなもの無い」と君が言った

わたし ホントは気付いてた



救いあげること
過去の重みも受け止められたらと
何度も願った
でも
自分で這い上がるしかなかった


人はヒトリだよ




美しく咲く花

2002年7月5日
たくさんの人が 通り過ぎたでしょう
君に憧れる人がいて
君が憧れる人がいて




とても綺麗に咲くから
強い雨でも 激しい風でも
血の降る夜さえも
美しくあるのでしょうね


きっと泣きながら




だから見逃さないで
私の傷のうずく音を


いつだって いつだって
終わりなんてなくて
痛くって 耐えられなくなっても
ただ私だけだった


だって私ひとりだった


 



空は何色?

2002年6月22日
もうこんな日々来ないと思ってた
普通に笑えて
ささいなことで泣いて
憧れてた平和の日々を
やっと手に入れられた




でもね




時代は変わらないね
みんな自分が分からなくて
透明な存在を 確かにしたくて
必要とされたがってて
でも 何もかも
引きずりながら 生きてる

ちゃんと届く言葉さえあれば
きっと全てが変わってた




私の目には 傷跡が映る
凍えた夜を越えてきた証し
たくさんの痛ミを知った傷跡
私の目には 空が映る
 


空が青色に見えるから
もう責めなくていい
もう諦めなくていい


私の目には 傷が映る
─痛ミと引き替えに。
 
 

ふたり

2002年6月12日

「君はココにいる ちゃんといるよ

 だからもう泣かないで」


あの時君にそう言えたら
わたしに初めから勇気があったら


君はもう傷を刻まなくてすんだ?


だけどそうやって生きてきたなら
今頃わたしは
貫く痛みを 濡れた傷を
見える目さえ 持って無かった


ふたり一緒に
灰色の空を見た
先の見えない怖さも感じた
捧げる唄が ココにあって
でも泣く君が ココにいて
それでいいの
やがて全て
幸せに変わる日を 祈るから



ふたり一緒に
歩いていく

transient

2002年6月9日
少しばかりの波紋じゃ
痛みなど感じないのに
君が泣き叫べば
私の心に穴があく


救い上げるなんてできないなら
私が傷を負った理由は 何
解り合うなんてできないなら
君と流した涙は?

私が捧げた言葉たちは?

私の傷だらけの足は?



「いつも犠牲になってくれてたね」
君がそう泣いたとき
君を許せたのに


救い上げることができないなんて
私が一番分かってたのに…




─ 忘れてほしくなかったよ


あの時の想いも 涙も。


世界ノ終ワリ

2002年6月1日


まだ気付いてないだけ
まだ思い知ってないだけ

まだ真実にぶつかってないだけ


きっとこの世は
もう腐り果てていて
それを本能で感じてる



歌姫は 世界の終わりを 唄う




この際あの人のように
真実を見捨てて
哀しみの中に生きながら…




それでも
まだ小さな奇跡を夢見てしまう
愚かなわたし


───────────────
昨日の日記は下手だったので、気を取り直して
ちゃんと詩を書きました☆


世の中には仕方のないコトばかりだけど。
それでもわたしは
やっぱり自分を磨いていきたいな。



渦巻く気持ち

2002年5月31日
キレイ事なんていらない
そんな言葉きかない

傷つけたら許さないから

圧してるだけなら許さないから


もう距離なんて感じてるけど
勝手に理解したフリして

だから言わないのに
だから言って欲しくないのに



怖いんだよ



本当に苦しくて哀しい思い
してごらんなさい
何も言えなくなるから
待ってるのは後悔だけだから


キレイ事なんていらない
そんな言葉見栄と一緒


幼いから言える言葉
知らないから言える言葉

人には分かってもらえないことだから

言いたくない
言わない

苦しいんだよ?
心が切り裂ける痛み
耐えたことないのに
簡単に言わないで


…仕方のないこと
そうだよね


そしたらわたしが諦めるしかない

他人は別に悪くはないから
責めたりできない
だから痛みに耐えよう


耐えたらまた
瞳の色が深くなると信じて


────────────
香車はいつもしっかり考えて、言葉ひとつひとつに
気持ちを込めて書いてるんですが、
これは例外でした。
思いつくまま怒りが止まらずにそのまま書いちゃいました。勝手な感情です。
無視してくださいね。

 



朝日

2002年5月29日
世界中に響くほどの 声が無くて
語りかける地位もないから


わたしは言葉を並べる



バカなくらい 奇跡を望んで
叶わない夢を 信じてやまなかった



わたしを落ち着かせるのは言葉
でもわたしを傷つけるのも言葉

結局終わりなど無いから
夢のまた夢でもいい



唄って




いつか日が昇る朝を





1 2 3

 

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

日記内を検索