─遂げられない約束─
2002年7月19日以前
わたしのことを
分かろうとした人が
いた
彼は
雨の降る道ばたで
優しく温かい唄を 奏でていた
こんなヒネくれたわたしが
純粋に惹かれたのは きっと
その優しさが 固すぎる偽善でなかったから
その温かさが 今までで一番心地よかったから
でもそれは 一年前のこと
わたしは幸せだったけど
追いついてくる怖さから逃げて
自ら孤独な野良猫に戻った
ドラマや映画じゃないから
あの時の約束も 彼は忘れているでしょう
約束のままで
「ねぇ あなたがふるさとに帰って
離れてしまったら
わたしのこと 唄につづって」
わたしのことを
分かろうとした人が
いた
彼は
雨の降る道ばたで
優しく温かい唄を 奏でていた
こんなヒネくれたわたしが
純粋に惹かれたのは きっと
その優しさが 固すぎる偽善でなかったから
その温かさが 今までで一番心地よかったから
でもそれは 一年前のこと
わたしは幸せだったけど
追いついてくる怖さから逃げて
自ら孤独な野良猫に戻った
ドラマや映画じゃないから
あの時の約束も 彼は忘れているでしょう
約束のままで
「ねぇ あなたがふるさとに帰って
離れてしまったら
わたしのこと 唄につづって」
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